キャストリコ 泰日工業大学にて寄附講座を開講

この度、株式会社キャストリコ(本社:中央区晴海、社長:佐川達也)は、当社CSR活動の一環として、2025年6月から9月にかけて、泰日工業大学(所在地:タイ・バンコク、理事長:スポン・チャユッサハキット)において、工学部3年生を対象に寄附講座を開講し、無事に終了しました。
※寄附講座とは、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)が日本企業や産業団体等から案件を公募し、応募した企業・団体がAOTSと連携して大学等教育機関に開設する講座の名称で、経済産業省の補助金を活用したAOTS事業の一環。

本講座では、ハードウェア開発分野に精通している当社社員が講師として「Verilog HDL と Vivado を用いたFPGA設計」について、泰日工業大学の工学部の学生を対象に講義と演習を行いました。

<寄附講座概要>
講座名: 「Verilog HDL と Vivado を用いたFPGA設計」
内 容: 初めにVerilog HDLの基本文法を学び、その後、FPGAの開発環境であるVivadoを使って、実際に組合せ回
     路や順序回路の設計を行う。これにより、論理回路設計の基礎を固め、加算器やカウンター、シフトレジ
     スタといった基本的な回路の設計を理解する。
目 的: 代表的な機能記述言語であるVerilog HDLを用いてFPGA(IC(集積回路)とLSI(大規模集積回路))の
     設計ができる技術者を養成すること。
期 間: 2025年6月~2025年9月
会 場: 泰日工業大学キャンパス
講 師: 株式会社キャストリコ 本社営業本部開発営業部 石渡哲生
     泰日工業大学 工学部講師 Mr. Jirayu Peetakul
     泰日工業大学 工学部講師 Mrs. Titichaya Thanamitsomboon

また、当社本社にてインターンシップを2か月間実施しており、来夏も泰日工業大学の学生を受入予定です。
当社は本事業へ今後も継続して参画することにより海外大学との連携を強化し、より一層優秀な人材を確保するとともに、今後も企業の社会的責任(CSR)活動の一環として教育機関への協力を通じ、将来のハードウェア開発だけでなくソフトウェア開発の推進役を担える人材の育成及び日本の技術力及び業界の発展に貢献してまいります。


(工学部学部長と講師と弊社社員にて記念撮影)


(実際の講義の様子)